45歳で母になるという選択
私は45歳で新たな命を授かり、母としての新しい人生を始めました。
それは嬉しかったけれど、同時にとても戸惑ったのを覚えています。
私は3度の出産をしており、長男は21歳、長女は中1、次男は小3
その頃の私は、45歳。
もう出産するのは3人目で最後と思っていたので、最後の子育てを精一杯楽しもうと3人目の子育てを大いに満喫していました。
いつもくる生理が止まったときは更年期が早くも始まったのか〜とか胃がムカムカした時には胃腸炎だから内科に薬もらいに行こ〜っと、と受診に行き、胃薬を何の疑いもなく内服、呑気に構えていました。
が、
胃のムカつきが1週間たっても治らない。
・
・
・
・
・
これはおかしい、
あの感じに似ている、、、
それは
つわり(妊娠悪阻)
まさか、
そんなわけない、
笑い話でしょ。
そう思いつつ、
市販の妊娠検査薬を購入しに薬局を走る。
トイレで
『ウソ〜〜〜〜!?マジで?なんで?』
と叫ぶ私w
妊娠検査薬は+
これは夢?
な訳ない。今見ている映像が鮮明すぎて感情がおかしくなる。
何度も陽性の一本線を眺める。
でも、じわじわと感情が戻ってきて
嬉しさが込み上げてくる。
困る、でも嬉しい。
仕事どうしよう(その当時飛行機で全国飛び回る仕事をしていました)、でも嬉しい。
恥ずかしい、でも嬉しい。
両親になんて伝えよう、でも嬉しい。
反対されるかも、でも嬉しい。
で、結局 『嬉しい』が勝ってしまった私。
その晩、旦那に伝えるも微妙な反応。

『それ、俺の子?』(ジョークです)
という始末。
でもこれで妊娠確定ではないことを知っている私(実は元看護師)
産婦人科受診して確定してから今後のことを決めようということになりました。

高齢出産のリアル
妊娠中の体験談と大変さ
産婦人科の受診日。
この日は初診。
受付で問診、トイレで尿検査を済ませました。
ただ、問診で四苦八苦、、、20分以上使ってしまい、
3人産んでいる私も
久しぶりの産婦人科で問診で『あれ?何だっけ?』となってしまうくらい細かいこと聞かれることを忘れていました。
産婦人科の受診時に準備しておいた方がいいことをまとめておきますね。
気になる方はこちら参考に(リンク貼っておきます)
待合室にいる人、みんな20代の若いママばかり。
もしくは
更年期を迎えたであろう50〜60歳の女性がチラホラ。
なんて中途半端な私、、、
つわりもあって、静かな場所に行きたいと隅っこへ移動。
早くも、高齢ママという肩身が狭い思いを体験したのでした。
そこから看護師さんに呼ばれて、個室的な部屋へ。
言われた言葉にショックを受けました。
(先に言っておきますが、看護師さんは悪くないです。確認で形式的に聞いているだけなんです。)
『妊娠検査薬が陽性だとほぼ妊娠は確実なんだけど、中絶をご希望されてますか?』
45歳は高齢、この歳で出産する人はほぼゼロ まずいないですからね。
それをドクターの診察前に確認しておく必要がある。
それは頭でわかっていても、否定されている感じがして、何とも言えない悲しさが込み上げてきました。
祝ってほしかった。
おめでとうございます!
そんな言葉が欲しかったんだろうと思いますが
当時を振り返って、元々ズボラなんで仕方ないですが私も準備不足だったなあ思います。
不安な方は、産婦人科の流れをおさえておくと良いと思います。(後ほどリンク貼っておきますね)
🌟4人ママが教える!初めてでも安心、産婦人科診察の流れ
🌟妊娠検査薬はこちらがおすすめです(失敗した時用に2回分入り)

高齢出産ならではの身体的な変化
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つわりのつらさ
- 妊娠初期のつわりが予想以上に重く、朝も夜も吐き気が止まらない日が続きました。でも、冷たい炭酸水を少しずつ飲んだり、スイカをかじると楽になったので毎日続けていました。
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体力の衰えと日常生活の影響
- 普段の家事や買い物がとても大変に感じる日々でした。買い物はオンラインスーパー、家事は全自動家電や家事代行サービスを積極的に活用し、無理をせず体を休める時間を意識的に増やしました。
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むくみや腰痛の悩み
- 妊娠後期になると足がむくみ、靴が入らなくなることもありました。昼間の軽いストレッチや寝る前に足を高くすることで、症状が少し楽になりました。
- 妊娠後期になると足がむくみ、靴が入らなくなることもありました。昼間の軽いストレッチや寝る前に足を高くすることで、症状が少し楽になりました。
医療面でのサポート
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定期検診での特別な注意点
- 高齢出産ということで、定期検診では毎回血圧や胎児の成長具合、体重を細かくチェックされました。特に妊娠高血圧症候群のリスクがあるため、カロリーや塩分を控えた食生活を心がけました。
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医師からのアドバイス
- 『35歳以上の妊娠では、妊娠糖尿病や胎児の異常リスクが少し高まるので注意しましょう』と医師に説明を受けました。不安でしたが、検査結果をきちんと共有してもらい、安心して進められました。
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羊水検査の選択
- 医師から羊水検査の提案を受け、自費で10万円程度かかるとのことでしたが夫と相談して実施することにしました。検査の結果が正常であるとわかったときは、とても安心したのを覚えています。
周囲の反応や家族のサポート
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周囲からの心配の声
- 『大丈夫?無理しないでね』と周囲からの気遣いをたくさん受けました。馬鹿にされるのでは?という私の心配をよそに意外にも周りは協力的で送迎や買い物や子供達の遊び相手など手伝ってもらえ、素直にたくさん甘えました。
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夫の協力
- 夫は食事作りや家事を積極的に手伝ってくれました。特に妊娠後期には、毎晩のように眠れない私に話しかけてくれたおかげで不安が軽減しました。
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子供たちの反応
- 4人目の妊娠がわかったとき、上の子たちはとても喜んでくれました。『赤ちゃんの名前は何にする?』と毎日のように話してくれたのが微笑ましかったです

心の葛藤と乗り越え方
不安と向き合うために実践したこと
不安を和らげた方法
- 同じ境遇のママとの交流
- 家族への相談
- 特に夫に気持ちを共有することを意識しました。不安を口に出すことで、自分の気持ちが整理され、家族もサポートしてくれるようになりました。
- 専門家のアドバイス
- 産婦人科の助産師さんに相談することで、的確なアドバイスがもらえ、不安が軽くなりました。おりものに血が混ざっているなどの症状を伝えて受診した方が良いか?様子を見れば良いのか?を事前に電話して確認していました。
メンタルケアとして取り入れた日課
- ヨガとストレッチ
- 毎朝10分間だけでもヨガやストレッチを行うことで、心も体もリフレッシュされました。特に妊婦向けのヨガ動画が役に立ちました。
- 読書でリラックス
- 夜はリラクゼーションやリフレッシュ効果のある本を読む時間を大切にしました。特におすすめは電子書籍。本屋さんに選びに行くのも大変な時期は、試し読みもできるし、重い本を支えることもなく軽いスマホで閲覧できるのが便利でした。
- 夜はリラクゼーションやリフレッシュ効果のある本を読む時間を大切にしました。特におすすめは電子書籍。本屋さんに選びに行くのも大変な時期は、試し読みもできるし、重い本を支えることもなく軽いスマホで閲覧できるのが便利でした。
- リラクゼーションタイム
- 寝る前にアロマディフューザーを使い、柑橘系アロマでつわりもおさまる事があり好きな香りに包まれながら深呼吸をしました。心が落ち着いてぐっすり眠れるようになりました。
- 寝る前にアロマディフューザーを使い、柑橘系アロマでつわりもおさまる事があり好きな香りに包まれながら深呼吸をしました。心が落ち着いてぐっすり眠れるようになりました。
ポジティブに向き合うための考え方
- 「完璧でなくてもいい」と自分に言い聞かせる
- 高齢出産には特有のリスクがあることを理解した上で、完璧な妊婦でいる必要はないと自分に言い聞かせました。
- 良い面に目を向ける
- 例えば、人生経験が豊富だからこそ赤ちゃんに教えられることが多いと思うと、不安が少しずつ和らぎました。
- 毎日の小さな喜びを記録
- スケジュール帳を日記がわりにして『今日の幸せ』を3つ書くことを習慣にしました。赤ちゃんのエコー写真や夫との会話、何気ない日常の中に感謝を見つけるのが楽しみになりました。
1. 妊婦向けヨガ動画
「YouTubeの無料動画『竹脇まりなさん』がおすすめ!」

2. アロマ
「リラックス効果抜群。妊娠中でも大丈夫なものはこちら。」

3. 読書
「毎日の小さな楽しみ。妊娠がわかったらまずこれ読んで」

出産当日のリアルストーリー
生まれた瞬間の感動と新たな挑戦
出産当日のエピソード
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病院での緊張感と安心感
- 予定日が近づくにつれ、緊張と期待が入り混じった日々を過ごしていました。出産予定日まであと2週間に迫ったある夜20:30破水少量。少し様子を見ましたが、破水量がどんどん増えて行くので22:00病院電話連絡 すぐに病院に来るように言われ子供たちに心配しないようお話しし、祖父母にも連絡、入院準備物を持って23:50に病院に到着するとスタッフの方々が温かく迎えてくれたことで少しホッとしました。
- 入院後の具体的な経過:
- 無痛分娩を希望していたので、事前に書面上でも説明は受けていましたが、当日ドクターから直接この後の流れや無痛分娩の注意点を丁寧に説明してくれました。陣痛が本格的に始まり、下半身が痺れが強まる中で助産師さんがこまめに見にきてくれて『大丈夫、分娩順調ですよ〜』と声をかけてくれたのが心強かったです。
-
赤ちゃんとの初対面
- いよいよ赤ちゃんが生まれた瞬間、産声を聞いたときの感動は一生忘れられません。涙が止まらず、赤ちゃんが私の腕の中に来た瞬間、『頑張って生まれてきてくれてありがとう。こんな私をお母さんに選んでくれてありがとう。』という気持ちでいっぱいになりました。
産後すぐの生活と子育てのスタート
-
体の回復と新たな生活
- 出産直後は無痛分娩で疲労感が強くはなかったで、赤ちゃんの世話が始まると、不思議とエネルギーが湧いてきました。夜中の授乳やおむつ替えは大変でしたが、赤ちゃんが泣いている姿も可愛くて母乳やミルクを飲む姿を見るだけで幸せを感じました。
-
最初の挑戦:授乳と寝かしつけ
- 久しぶりの授乳ではうまくいかず、助産師さんに何度もアドバイスをもらいました。抱く姿勢を変えながら何度も練習したことが思い出されます。でも、赤ちゃんが上手に飲んでくれたときの達成感は格別でした。
- 3人プラス新生児の4人分の家事育児と仕事の両立、頻回の授乳と夜泣きで何度も起きる日々は大変でしたが、夫や上の子たちが協力してくれて乗り越えることができました。
-
家族との新しい絆
- 家族全員で赤ちゃんを囲む時間が何よりも特別でした。上の子たちも赤ちゃんを可愛がり、少しずつお世話を手伝ってくれるようになり、家族の絆が深まったと感じています。
産後すぐの生活と子育てのスタート
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体の回復と新たな生活
- 出産直後は無痛分娩で疲労感が強くはなかったで、赤ちゃんの世話が始まると、不思議とエネルギーが湧いてきました。夜中の授乳やおむつ替えは大変でしたが、赤ちゃんが泣いている姿も可愛くて母乳やミルクを飲む姿を見るだけで幸せを感じました。
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最初の挑戦:授乳と寝かしつけ
- 久しぶりの授乳ではうまくいかず、助産師さんに何度もアドバイスをもらいました。抱く姿勢を変えながら何度も練習したことが思い出されます。でも、赤ちゃんが上手に飲んでくれたときの達成感は格別でした。
- 3人プラス新生児の4人分の家事育児と仕事の両立、頻回の授乳と夜泣きで何度も起きる日々は大変でしたが、夫や上の子たちが協力してくれて乗り越えることができました。
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家族との新しい絆
- 家族全員で赤ちゃんを囲む時間が何よりも特別でした。上の子たちも赤ちゃんを可愛がり、少しずつお世話を手伝ってくれるようになり、家族の絆が深まったと感じています。
実践的なアドバイス
これから高齢出産を迎える方へ「45歳での妊娠・出産を振り返って学んだこと」
学んだことと感じたこと
- 「不安も喜びも、全てが特別な体験だった」
- 高齢出産ということもあり、妊娠中は身体的な変化やリスクに不安を感じることもありましたが、赤ちゃんが生まれた瞬間、そのすべてがかけがえのない喜びに変わりました。
- 「準備が成功のカギだった」
- 体力を維持するための運動や栄養バランス、経済面の計画が妊娠生活を快適にする鍵だと感じました。
- 「年齢はただの数字」
- 妊娠や育児に年齢が関係ないと実感しました。むしろこれまでの人生経験が、子育てに役立っています。
具体的な準備リスト
(1) 健康管理
- 食事:
- 葉酸を含む食材(ほうれん草、ブロッコリー)を積極的に摂取しました。
- 塩分、カロリー控えめで高血圧を予防しました。
- 運動:
- 妊婦向けのヨガやウォーキングを毎日10分でも実践しました。
- 睡眠:
- 体調を整えるため、規則正しい生活を心がけました。
(2) 出産費用
- 貯蓄計画:
- 出産費用が高くなる可能性を考え、妊娠がわかった時点で予算計画を立てました。
- 保険の確認:
- 妊娠・出産をカバーする医療保険かどうか?加入している保険を事前に調べました。
- 助成金利用:
- 自治体の出産助成金や医療費控除を活用しました。
(3) 信頼できる病院探し
- 口コミと評判の調査:
- ネットやママ友から情報を収集して、評判の良い病院を選びました。
- 高齢出産の経験が豊富な病院:
- 高齢出産や無痛分娩に詳しい医師がいる病院を選び、安心感を得られました。
- 事前の見学:
- 病院の施設を見学し、スタッフの対応や雰囲気を確認しました。
読者様へのメッセージ
- 「母になる喜びはかけがえのないもの」
- 年齢に関係なく、赤ちゃんを迎える準備を楽しみ、周囲のサポートを受け入れることが大切です。45歳での出産という特別な経験を通じて、家族の絆がより深まりました。皆さんにも素敵な妊娠・出産生活が訪れることを願っています。
「参考になる情報はこちら」
おすすめの高齢出産向け書籍
- 「高齢出産をサポートする実用書一覧」
『最新!初めての妊娠・出産新百科』
たまごクラブ編集部ー 妊娠から出産までの基本情報が網羅されており、初めての妊娠でも安心して読める実用書です
『コウノドリ』
著者: 鈴ノ木 ユウ 産科医を主人公にした漫画で、妊娠・出産に関するリアルなエピソードが描かれています。
- 自治体の助成金情報リンク
- 「各自治体では、妊娠中の妊婦健診費用や出産に関する助成金制度を設けています。
- 助成内容や申請方法は自治体によって異なりますが、妊娠届の提出時に母子健康手帳とともに妊婦健診の助成券が配布されることが一般的です。
- これにより、妊婦健診の自己負担額を約10万円前後軽減できる場合があります。
- 医療保険の比較サイト
- 妊娠中でも加入可能な医療保険としての保険商品があります。
- 各保険の特徴や保障内容を比較し、ご自身の状況に合った保険を選ぶことが重要です。

結論・未来への展望
「新たな人生のスタートとしての出産」
1. 子供と過ごす未来のビジョン
- 家族で迎える新しい日常
- 赤ちゃんが生まれてからの日々は、これまでとは全く違う充実感でいっぱいです。毎日の生活に笑顔が増え、家族全員が赤ちゃんの成長を楽しみにしています。
- 未来の思い出作り
- これから、家族旅行や季節ごとのイベントを通じて、たくさんの思い出を作りたいと思っています。特に、子供たちと一緒に写真を撮りながらその成長を記録することが私の楽しみになりそうです。
- 兄弟の絆が育つ瞬間
- 上の子たちが赤ちゃんのお世話を楽しみながら手伝ってくれる姿を見るたびに、兄弟愛の大切さを感じています。これから子供たちがどんなふうに成長していくのか、とても楽しみです。
2. 高齢出産だからこそ感じられる幸せ
- 人生経験が生かされる喜び
- 45歳での出産は決して簡単ではありませんでしたが、これまでの人生で培った経験や知恵が、育児に役立っていると感じます。以前よりも落ち着いて物事に対応できる自分に驚くこともあります。
- 子供の存在が与える感謝と力
- 年齢を重ねたからこそ、赤ちゃんの小さな仕草や成長の一つ一つに深い感動を覚えます。人生の最後に『母親としての自分』を見つけられたことに心から感謝しています。
- 新しい挑戦への意欲
- 4回目の出産が私にとって、また新しいスタート地点となりました。これからは、さらに賑やかになった家族とともにさらに豊かな未来を築いていきたいと考えています。
読者の皆様へ
- 人生は何歳でも新しいスタートを切れる
- 出産を通じて、私は年齢に関係なく、人間は新しい人生の扉を何度も開くことができると実感しました。皆さんも、周りの目を気にしすぎる事なくどんな状況でも新たな可能性に目を向けてみてください。きっと素晴らしい未来が待っています。
「あなたの家族との未来のビジョンはどんなものですか?コメントでぜひ教えてください!」
最後までお読みくださりありがとうございました!
- 出産を通じて、私は年齢に関係なく、人間は新しい人生の扉を何度も開くことができると実感しました。皆さんも、周りの目を気にしすぎる事なくどんな状況でも新たな可能性に目を向けてみてください。きっと素晴らしい未来が待っています。

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